SONY VAIO Duo 11 レビューしてみた

たまたま正月休みの間に借りることができたので、気取り気味で書き留めておきます。


パフォーマンスと見た目

さすが美しさと高機能が身上のVAIOです。スタイリッシュ。
SSDなので速いんですが、ふだんからSSDのノートPCを使用しているので特に感動はありませんでした。ACアダプタも小さくて持ち運びやすい。
余談ですが、SSDの価格は下落の一途なので、あと数年ですべてのモバイルからHDDは消え、2.5インチ規格も見なくなることでしょう。

ディスプレイ

PC Watchでディスプレイの角度は変更できない点が指摘されていましたたが、傾斜角度は問題ありません。
ディスプレイ表面はフリックしやすい程度の滑りを確保しなかがらも、反射しすぎない光沢になっていて、さすがSONYと思わせます。

タッチパネルとキーボードの併用という提案

これはちょっとした革新です。
従来はキーボードから手を離して、マウスかタッチパッドでヨッコイショってカーソルを移動してたけど、
このVAIOはキーボートとディスプレイが近いので、ちょっと手を挙げてふわっと触るだけでいい。
ウィンドウサイズの調整が感動的にラク
ちなみにキーボードを出した状態で、画面下のWindowsボタンを押すのは至難。QWERTYの左下Winボタンをお勧めします。
スタイラスという選択肢も用意されてますが、まずペンをなくす自信があるので試しもしてません。
mazecというスタイラス手書き文字入力のIMEが常駐してて、キーボードでタイプしてるとこれがポイポイ表示されるのが邪魔。

キーボード

端的にいうとVAIO-Pを彷彿とさせます。
私個人はもともとVAIOのキーボードは合わないのですが、それでもVAIO-Zなどはニヤニヤしながら打っちゃう人です。
でも、これはタイプし始めて15分ですでに手の甲が痛くなっちゃいました。
最初はパームレストがないことが最大の要因だと思ったんですが、それだけかなー?
あと、タイプしてると、トラックポイントのボタンを押してしまい、カーソルが飛ぶ。
親指か人差し指で押すんだから、もっと重くしてもよかったのではないでしょうか。

タッチ操作

これは致命的。
dpiがデカすぎてボタンが小さくなり押せません。
ChromeGoogleのボタンなんてとても押せないので、ショートカットで操作せざるをえませんでした。
IEなら多少なりともマシに使えるがそれでもしんどい。
ブラウジング以外でも基本的にボタンは小さいので、Win8標準の「アプリケーション」以外では使いにくい。
もともとVAIOは私のように指が太い人間には優しくないのですが、購入を検討されている方は店頭でよく触っておくことをお勧めします。

↑この写真も決して遠近感を強調したわけではありません。

まとめ

タッチ操作という最先端のUIのWin8を搭載したPCとしては抜群に洗練されていると思いますが、まだガッツリ使うにはツラいものがあるので、今後改善されることを希望します。