政府がまとめた景気対策予算って「バラマキ」って批判されてますけど実際どうなんでしょう。

総務省のHPに載っていた概要を見てみると

  • 21世紀を見据えた社会資本の整備等

 21世紀を見据え、豊かで活力のある経済社会の構築に向けた社会資本整備のための事業を実施する。民間資金等を活用した新たな手法による社会資本整備(PFI)を推進する。(今国会に関連法案が提出される予定。)

  • 特別減税等による経済活性化

 所得税・個人住民税について、特別減税の追加・継続を行う。投資、住宅について税制上、政策的な配慮を行う。

 民間部門がその活力を最大限に発揮できるようにするとともに、我が国経済の発展基盤を整備する。そのため、規制緩和を強力に推進するとともに、ベンチャー企業育成、中小企業対策、雇用対策等を講じる。

  • 土地・債権の流動化と土地の有効利用

 土地の整形・集約化と都市再開発の促進、都市再構築のための土地需要の創出等に係る措置を総合的に講ずることにより、土地取引を活性化し、不良債権問題を抜本的に解決する。

  • アジア支援策

 経済的困難に直面しているアジア諸国の経済安定化や構造改革支援のため、貿易金融の円滑化等の支援等を行う。

つまり最優先にあるのはやっぱり公共事業というバラマキです。
一番需給が逼迫している社会福祉とかにはお金を入れることはしていません。日本は「景気対策=建てる」っていう国なんですね。