リチャード・クー氏の主張

Wikipedia曰くリチャード・クー氏は81年ニューヨーク連銀入行。84年にNRIに来たとのこと。連銀経験もそこそこにバブル全盛の日本にやってきて、90年代はコラムニストとして活躍した経歴の持ち主です。
別に経済学を勉強しているわけではないので学術的なことは分かりませんが、リチャード・クー氏の主張は再三池田信夫氏のブログで批判されています。今回はかなり痛いところを突かれています。私でも理解できるレベルの話なので。せっかく天下のジョンズホプキンスを出たのに残念。
とどのつまり、彼は「お雇い」だったということではないでしょうか。彼が政府を批判したいマスコミをまず抑える役割を負っていると解釈すれば、「バラマキ」の肩を持つのも理解できます。彼のミッションがそこだとしたら池田信夫氏をはじめとする学術論者が彼を批判しても意味がありません。マスコミも最近の株価の極端な上下で「有事」と悟ったのか、経済対策や衆院解散から引き気味です。
私個人は「社会資本整備」なんていう時代遅れの政策より、社会保障や教育など国民が必要としているインフラを整備してほしいと思います。
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