Dec. 14, Mon.

IT

韓国のネットユーザーは新しいもの好きだ。DAUMのSNSから「サイワールド」へ、そしてNAVERのブログへ移動していったように、少しでも便利なサイトがあれば、長年使っていたサイトでも未練なく捨てて他に移っていく。
 検索も同じだ。NAVERが今は圧倒的に強くても、モバイルが前提になればグーグルをはじめDAUM、NATE、PARAN、Yahooなど、どこにユーザーが移っていくかわからない。iPhoneを引き金に始まった新たな競争は、韓国のインターネット産業全体に広がっていきそうだ。

NAVERをちょっと使ってみました。凝った検索結果画面のためか表示がgoogleに比べるとワンテンポ遅い。
Suggestはリアルタイムで使い心地はいいです。画像検索はpicasaまんまですけど、WEBサービスのくせにリッチな気分になります。人気がある理由がわかる気がします。

筆者はUbuntu8.04に比して9.04や9.10の進化が操作性を向上させるものではないことに不満を述べ、FedoraDebianと変わらないとまでこき下ろしています。Linuxなんて好き嫌いの世界なんだからこんな雑感にもならない言論を世界に発信するのはやめてほしい。。。
確かに9.10の動作には頂けないところも多々ありますが、ディティールが美しくないDebianなんかに比べれば直感的に使えるインターフェースが揃ってるし、検索すればFedoraより引っかかるし、対応するソフトも他のディストリに比べたら多い部類ではないでしょうか。初心者に優しいので私はUbuntu派です。

CV/AR

紹介ページを覗いてみると、おわー、超カンタンなARToolKitが.. でも新しいUIの試みとして東芝がARに目をつけたってことですね。

メディア/マーケティング

もうちょっと着眼点があってもいいような気がします。

地上波の番組が3D化されればいいじゃないかということですが、3Dの画像を作るには、高度な画像処理を必要とすること、また実写では二台のカメラをシンクロさせて撮影するということになります。それは番組の制作費アップにつながるので、ちょっと期待できません。

期待できると思います。3Dのコンテンツの視聴率が稼げることさえ証明されれば、各コンテンツプロバイダーは導入を進めるかもしれません。CS放送などで導入が始まるのかな。そうすれば撮影機器の単価も下がります。現在の状況では制作費は単純に上がりますが、あくまで条件付きですが将来的には期待できるのでは?

上流はコンテンツ制作側、つまり映画会社と、画像処理のソフト側に押さえられた状態です。
そうなると、再び上流と販売という下流は利益がでても、その中間に位置している液晶テレビという製品は利益がでないというスマイルカーブの罠も当然想定されます。

これは逆に長いスパンで見るとそうなることが予想されるという話です。モノが売れないとよくないのでしょうか。

もうひとつは、映像文化の問題です。人は、映像や画像を見て、頭のなかで組み立て直して観ています。3Dでなくとも、頭のなかでは無意識に立体的に見ているのです。コンテンツの魅力を左右するのは、3D技術よりは、作品のストーリーや、登場するキャラクターや出演者、また撮影技術のほうが結局は影響が大きそうだということです。

コンテンツが大事なのは至極当然で「MATRIX」以前も「戦艦ポチョムキン」以前もそれは当然です。それでも3D映像の臨場感は2Dを上回るものでしょう。新しい撮影手法や映像効果が生まれる。コンテンツプロバイダにとってはとても魅力的な技術なのでは?