Dec. 11, Sat. 東京都とかGoogleとかいろいろデッドヒートしている

水曜日に画像機器展2010行ってきました。疲れてたのもありましたが、ソフト屋さんはあまりいなかったなぁ。あ、もちろんCV最先端ガイド3は購入しました。

東京都の戯言

「いつの時代もあるものだな」と思った。
AHeadBanger'sJouneyという映画がある。
ヘビーメタル/ハードロックを人類学(?)的な側面から見つめる至極真面目なドキュメンタリー映画。その中で紹介されていたことを思い出したからだ。
1980年代、HR/HMの勃興とともに傾倒する若者が問題行動を起こす者が現れ、社会問題になった。秋葉原事件SNSが紐づけられたのと同じように。
PMRC(PTAの全国組織?)は、歌詞やアルバムジャケットがグロテスク、反宗教的であることが青少年に悪影響を与えるとしてHM/HR音楽の規制を訴え、公聴会にミュージシャンDeeSniderを呼び出す。
DeeSniderは、歌詞の解釈は個人によって異なるものであり、PMRCの指摘は個人攻撃に終始していると反論する。
彼の文章は痛快であるだけでなく真摯で心に訴えるものだ。
この出来事は相当有名らしく、Wikipediaにも動画が掲載されている。
青少年の保護という老人(?)の大義はいつの時代も表現の自由を阻害する。
その後もHR/HMが一般的になっていった過去を見れば分かるように、国家や組織が人間の欲求を規制するのは至難。
今回のようにポルノを規制するなんて100年前からある議論であって、どうなるかなんて目に見えてる。