Jun. 3, Wed. いい気候ですねー。
IT
Plaza Retailでは、BREWのみならずAndroid、Windows Mobileなど通常のスマートフォンのどんなアプリも配信できるように拡張した。あらゆるパブリッシャーが参加でき、グローバルに、どこでもマッチメイキングが可能な、そんなプラットフォームを立ち上げた」と解説。その背景については、「端末プラットフォームはフラグメント(断片化)がまだ終わらない。BREWのみならず、メジャーなプラットフォームがまだまだ誕生している状況。しかし、“適切な”配信プラットフォームはいまだ生まれていない」と語り、端末プラットフォームで分断されない、統合的なアプリ配信プラットフォームであることを紹介した。同氏は、「ユーザーは、欲しいコンテンツがどのOS向けかを意識する必要は、いずれ無くなっていく」との予想を示した。
しかし、あらためて2008年度のゲーム市場を振り返ると、「コミュニケーション性」に根ざしたゲームが上位を占めた点にも注目すべきである。ソフトウェアの売り上げトップ5は、いずれも何らかのかたちでの人と人のコミュニケーションを軸にしていて、テレビの前でゲームに没入するようなタイトルは入ってこない。ポケモンやマリオカートは、コミュニケーションとしての遊びを演出しているし、Wii Fitは、ミュニケーションの場を画面の中からリビングに引っ張り出した。
教室で、あるいは喫茶店やファミレスでPSPに向かう姿が、新しい世代の風俗として映ったというのはあるだろう。興味深いのは、4人がプレイするゲームの中に生じるコミュニケーションや、プレイヤー同士の関係性である。モンスターハンターは、アクションゲームとしての奥深さを持ちながらも、初心者が熟練メンバーに同行し、レクチャーしてもらいながら遊ぶことができる。普段この種のゲームをやらない層のユーザーでも、モンスターハンターの中では同じ時間を共有できる。
ユビキタス/クラウド
普及期となる2012年以降は、UQコミュニケーションズとウィルコムのワイヤレスブロードバンドサービスの人口カバー率が90%を超える。NTTドコモに続いてauやソフトバンク・モバイル、イー・モバイルも下り100Mbpsの高速通信を実現するLTEを利用したサービスを開始する。家電や車載端末、カメラやデジタルサイネージ(電子看板)にもワイヤレスブロードバンド機能が載り、インターネットの利用シーンが増大する。
iPhoneの開発環境と比べると,Androidのユーザー・インタフェース(UI)部分は弱い。iPhoneの開発環境はUIのひな形を作るツールを含んでいるが,Androidにはそうしたツールはない。開発者が工夫して作る必要がある。また,Androidの仮想マシン「Dalvik VM」はリアルタイムの反応が遅いので,ゲームの開発はiPhoneのほうが向いていると言われている。
経済
ジョーンズ氏は、彼の言う“富を築くための12カ条”の中で、こうした原則を説明している。その多くは、「天職を見つけよ」「早起きせよ」「失敗から成功を学べ」といった、意欲的な起業家には分かり切った教えだ。だが中にはなかなか気づかないものもある。例えば「引退しないこと」がそうだ。
「みんな自分の仕事が好きでたまらない人ばかりだ。自分が立ち上げた会社を離れることになったとしても、慈善事業であれ新規事業の立ち上げであれ、新しい何かに関わっていくことだろう。決して立ち止まることなどできない人たちだ」とジョーンズ氏は説明する。
ビジネス
高須賀氏はさらにもうひとつの切り口である“キャップ(規模)の違い”について、サイボウズ時代の経験を語る。「ベンチャーといっても、ニッチなベンチャーやドメスティックなベンチャーがある。サイボウズはドメスティックなベンチャーだ」と言った上で、かつて2000年前後にGoogleとディスカッションしたことを紹介し「すごくおもしろいことを言っているとは感じた一方、とりたててすごく優秀だとは思わなかった。当時両者が持っているキャッシュは同じくらいだったが、その後どうなったかは語るまでもない。この差はものすごく嫉妬を感じる。この原因はやはり経営の違い」と語り、本当のベンチャーとはドメスティックなものではなく、社会にインパクトを与える事業を行う企業だとした。