Jun. 4, Thu. 来週イタリアに行って参ります。

IT

現在の顔認識技術の用途は3つくらいに大別されます。
・生体認証
・ドライバーサポート
デジタルサイネージ
それぞれ求められる要素が異なります。個人認証はユーザーに限定した顔の角度や姿勢を求める代わりに正確なアイデンティファイが可能です。ドライバーサポートは運転者は既知の姿勢ですが、顔の部位の特徴量から目の開閉や口の開閉を精密に解析する必要があります。デジタルサイネージは遠距離から通行人の性別や年齢を予測して、それにあわせた広告を流します。人の顔から属性を解析する精度が求められます。NECなどは個人認証とデジタルサイネージで顔認識ソフトをリリースしていますし、OKIも上記のターゲットに汎用的に使えるソフトを開発しています。これから正しく伸びていくソフトの分野と言えます。

自動車

目先の債務削減に目がいきがちですが、品質の高い小型車を売ることができなければ注入した税金も無駄になります。再建策の前提が甘いという意見も見受けられます。GMは事業を縮小して小型車メーカーになれるのでしょうか。ホームページを見ると早々にOPELの看板を下ろしつつ、ASTRAをSATURNブランドでラインナップしています。中大型セダンにはSAABやPOTIACを残している点ではまだ希望もありますが、HUMMER売却やCADILLACの削減は当然ながら、やはりGMCやCHEVROLETのようなバカデカイ自動車ブランドまでドラスティックに減らさなければ先はありません。

著作権

だがPenguin USAのデビッド・シャンクスCEOとスーザン・ケネディ社長は依然として、デジタル書籍の違法コピーの問題を懸念している。Penguinは英国の出版大手Pearsonの傘下にある。
 「最も恐ろしいのは、『すべて無料で当然』と考えている人たちの存在だ」とケネディ氏はBook ExpoでReutersの取材に応じて語った。「われわれが懸念しているのは違法コピーの問題だ」「業界も、何かデジタル著作権管理のような対策が必要と考えており、実際、そうした取り組みが進んでいる」とさらに同氏は続けた。
 米国書店協会(ABA)の現COO(最高執行責任者)で次期CEOに就任予定のオーレン・タイシャー氏によると、主要な課題の1つは、すべての小売業者がデジタル書籍を販売できるようオープンなプラットフォームを構築することだという。