国際ロボット展2009

いい天気なので東京ビックサイトで行われている国際ロボット展に行きました。

あいかわらず川田工業さんは盛況です。

NEDO次世代ロボット知能化プロジェクト(移動知能WG)のデモも盛況。

千葉工大さん、セグウェイさん、前川製作所さんなどのロボットでRTMを動かしてポートをつなぎ替えて動作させていました。

仏AldebaranRoboticsさんのブースもひっそりと。NAOの実物じゃー。

米WillowGarageさんが出展されていました。
今日はPR2は見られませんでしたが、頭部の環境認識センサーについて詳細に説明して頂きました。(ありがとうございます)

以前、WillowGargeの環境認識に関する論文(英文)をちらっと読んだときは、北陽電機のURGをピッチ回転させて検出された距離を三次元の点群に見立てて、画像と重ね合わせて情報を得るとかそんなロジックだったと記憶しています。しかし、実際にパソコンの画面で見てみると凄い。
頭部の複カメラはPointGrayではなく、メーカーと共同で開発した独自モデルとのこと。
黒い物体は複眼カメラでは認識しずらい(特徴点を追跡できないせいでしょうか)ので赤い可視光を照射して距離情報を得るという仕組みも。
今回はROSが「タダだよ」というアピールがすごかった。。やはりソフト開発が終盤となり、ビジネス展開を本格的に考えているのでしょう。オープンソースであることをとっかかりに商談に持ちこみたい彼らの必死さが伝わります。
頭を後ろから撮ってみました。