Palro開発環境(2)
今年は鈴鹿サーキットにF1を観に行くのでCEATECには行けません。残念。
能書き
VMじゃないところでPAPPS開発がしたい場合は開発ガイドにしたがって環境を構築する必要があります。必要なコマンドが書かれていますが、作業の大部分はマウス操作だけやりました。Linux初心者の人でも環境構築が簡単にできるかも。
準備
Ubuntuのサイトから8.04のVMイメージをダウンロード。一応アップデートマネージャーでパッケージを最新にしつつ、アプリケーション開発ガイドを読みます。
必要なものは以下。
・PAPPS開発環境パッケージ
・OpenCV1.1pre1
・POCO C++ 1.3.5
インストール方法は開発ガイドの付録に。
OpenCVインストール
OpenCVは1.1なので依存するパッケージが多いです。これらはパッケージマネージャから入れてもいいし、apt-getつかってもらっても構いません。
レンダリングに使う↓
- libgtk2.0-dev
画像R/Wに使う↓
- libjpeg-dev
- libtiff-dev
動画R/Wに使う↓
- libavformat-dev
- libavutil-dev
- libavcodec-dev
- libswscale-dev
んでOpenCV本体はsorceforgeからダウンロードして解凍、cofigure、make、make installでOKっす。
パッケージと手順についてはこちらにも詳しく載っています。
POCOインストール
OpenCVメイクが長いのでPOCOも並行してしまう。こっちは何にも入れずにcofigure、make、make installでインストール完了。
$ ls -ltr /usr/local/lib
とかするとタイムスタンプが新しいsoがごっそり入ってる。OK!
papps-devインストール
あとはpapps-dev_2.0.0_**.debをマウスでどついてパッケージインストーラ起動するか、ガイドにしたがってapt-get install -f、dpkgすればインストールされます。一緒にboost-threadとかsqlite3とかインストールされました。
テスト
今日もHelloAppをダウンロードしてunzipしてmakeしたら.. コンパイル通りました。カンタン。。