Kinect勉強会 Vol.2 に参加
ちょっと遅くなりました。
第二回Kinect勉強会に参加しました。簡単に書き留めておきます。
ハッカソンや勉強会はインスパイアされたり勉強になったりしていいですね〜。面白かったです。
今回はMSの人が偵察に来てました。やはりKinectハッカーの動きは気になる模様。
KinectSDKのリリース遅れはHQあるいはMSRの都合でいかんともしがたいらしく、申し訳なさそうにしてました。
ちょっと深いOpenNIとNITEの話(でも初心者歓迎!!)
「Kinectセンサープログラミング」を書いた@kaorun55さんの講演。
OpenNI/NITEの最新情報や書籍の内容の軽い紹介のあと、OpenNIのメリットの話に。
近々登場するはずのKinect SDK for Windowsが出た後も、非Windowsユーザーは依然としてOpenNIを使うことになる。
ASUSから出たXtion(エクシオン)も登場。とても小さくて、ドライバ/ミドルウェアのインストールが簡単ということで注目を集めました。買おうか迷い中。たぶん買うけど。
なんとKinect本(↓)を5冊無料で参加者に進呈してました。秀和システム太っ腹〜。
- 作者: 中村薫
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2011/05/23
- メディア: 単行本
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ASUS TeK 開発者向けモーションキャプチャデバイス/Xtion PRO XTION/PRO/B/U
- 出版社/メーカー: Asustek
- メディア: Personal Computers
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OpenCVとKinect
チームラボ斎藤さんの講演。
Kinect登場以前にチームラボさんが距離センサーとOpenCVを使ってゴリゴリ作ってたシステムの紹介。
Kinectあればよかったねっていう話でした。会場にはOpenCV界隈の人もチラホラいましたが、多くの人が「CV..??」な人が多かったようです。
チームラボミラーはKinectを使用してハンドジェスチャでバーチャル試着ができるシステム。今どきっぽいなぁ。
SKyViewはARDroneの画像をSURF+RANSAC(OpenCV)でスティッチングしてパノラマ画像を作るもの。PhotoSynthですね。
NUIとKinect
勉強会の主催者@hagino3000さんの講演。
NaturalUserInterfaceの定義から入ってMSRとPrimeSenseの姿勢推定の違いなど突っ込んだ話も。ためになる。
手の形状をグレースケール画像化してOpenCVに機械学習させて認識するデモも。
NITEで慣れてしまった人も多いのか会場の反応はイマイチでした。@hagino3000さんは「知ってれば誰でもできますよ」ふうに言ってましたが、誰でもサラッとできる類の技ではないのでスゴいと思いました。
片手でドラッグアンドドロップもあり、@hagino3000さんの技術力には感心させられることばかりです。
LightningTalk
node.jsに飛ばしてリアルタイムに距離/姿勢情報を配信するデモやWiiハックなど面白い試みが紹介されました。
個人でやったワークが多く盛り上がってました。
自分もなんか作ったら紹介してみたいなと思いましたが、プレゼンが下手なので無理ですね。。