Kinectマネキンに関する雑感

  • 概要

ユナイテッドアローズが、Kinectを活用したマリオネット・ロボットを設置
この記事が気になったので、渋谷マークシティのUnitedAllowsに行ってきた。



男女のマネキンがKinectでキャプチャしたスケルトンに応じた動作をするアプリケーションです。左右の検出待ち時間(10秒間)→操作(30秒間)を繰り返します。若い男女が盛り上がれそうな感じ。
実際、週末の夕方ということもあり、男女関係なく人垣が絶えることはありませんでした。

  • ハードウェア

マネキンの自由度は少なく、左右手足4箇所が上下するだけですが、手は頭の上まで上がるので見た目は結構ダイナミック。ちゃんと作ってるっぽいのは見た目でわかる。でも剥き出しなのはどうなのか。


  • ソフトウェア

MacでOpenNIを動かしています。2m程度で閾値処理した後、膨張をかけた深度画像にスケルトンを描画しています。
ただ、ローパスフィルタみたいな処理をしていないので、フレーム間で「跳ねる」スケルトン検出に引っ張られている。
足の可動量が少ないのも「跳ね」のせいだと思われる。もったいない。
あとマネキンは左右に回るのに、ヨー軸の身体の向きを反映していない。もったいない。
というわけでソフトはいろいろ改善すべき点が見受けられました。