エコドライブ論 -定員-

なんか2回同じエントリー書き込んじゃいましたね。どうやったら消せるんだ? 

今日もケチ運転の極意を書き留めていきます。時間がないのでサクサクと。
クルマを買うときに燃費性能を気にするのはもはや当たり前。でも以前のエントリーでも述べたとおり10・15モード燃費だけを参考に自動車を決めることはお勧めできません。
自動車には定員というものがあり、それ以上の人が乗るとオマワリさんに怒られます。でも、本当はクルマの性能に応じた"定員"があるんです。たとえばトヨタの先代bBなどは定員が5人にも関わらず車体が重くて坂では(平地でも?)ヒーヒーになると噂をよく聞きました。私はトヨタを責めたいのではなく、法律やメーカーが定めた基準とは別に消費者が快適に運転できる"定員"があること、そして燃費がいい"定員"があるということです。

ちょっと話がそれます。以前のエントリーでも述べた気がしますが、どんなにメーカーの標榜する燃費がよくても回転数を上げればその性能は意味をなしません。軽自動車で常磐自動車道を走ったことがあるでしょうか?交通量も少なく、ひたすら平地の直線が続くのですが、だからといって燃費がいいわけではありません。高速巡航するために軽自動車は回転数を上げなくてはいけないのです。たぶん高速道路で燃費を比較したら、軽自動車は排気量2000CC以上のクルマにも劣るでしょうね。低排気量の細いエンジンは叫び続けた結果、大量のガソリンを消費します。しかも普通乗用車エンジンは長時間の高回転数に慣れていないのでいいエンジン寿命が縮むことも懸念されます(私も専門家ではないので断言はできませんが)。ちなみに軽に限った話では街乗りでも乗員数によっては燃費効率がダウンします。だから家族が多くてお金がないからってバモスとか買うと実は損してるかもしれませんね。今は自動車税よりガソリンのが高いかもしれませんよ。
最近伸び続けているミニバン市場ですが、大きく分けて「大排気量・大空間型」と「中排気量・ファミリー型」です。どちらも定員は7-8人です。排気量が明らかに違う以上、運転者1人のみの搭乗で計測する10・15モード燃費には差が出ます。では路上ではどうでしょう?上記の例を考えると難しい選択になります。
また自動車の運転にはドライバーの性格/心境が大きく作用します。せっかちな人はアクセルをガンガン踏むのでガソリンを食います。低排気量のクルマでイライラするよりセルシオ乗ってゆとりが出る人もいるでしょう。
クルマを選ぶときのポイントは「運転者/同乗者の性格」「一緒に乗るのは誰か」最後に「燃費性能」です。抽象的な話になってしまいましたが、自動車の構造と違って、それぞれの世帯で事情が異なるのでこんなんしか思いつきません。
読んで頂いてありがとうございます。