Sep. 16, Tue.

アメリカは大変なことになってます。
池田信夫氏はこう言っています。

今回のリーマン事件は、日本でいうと1997年秋の山一廃業のころだ。このとき、長野証券局長は「ビッグバン実現のためには不良な業者が退場するのは望ましい」と山一を切って捨てたが、
問題がメインバンクの富士銀行の危機に波及すると、大蔵省はあわてて翌98年初めから大手21行に横並びで公的資金の注入を始めた。これがファニー・フレディ救済に相当する。
しかし日本の経験からいえるのは、中途半端な「救済」は最終決着にならないということだ。つぶれるべきものがつぶれるまで、市場の疑心暗鬼は収まらない。今回、投資銀行の大手は一挙に片づいたので、残っている大きな「腐ったリンゴ」は、(FRBのつなぎ融資を求めた)AIGとファニー・フレディぐらいだ。特に後者は遅かれ早かれ国有化するしかないのだから、処理は早いほうがいい。

投資銀行が潰れるのは仕方ないとして、ボンボン潰れている地銀に貸し出しているバンカメやシティが引き取って危機は回避できるのものでしょうか。もっとも次の問題は製造業かもしれませんが。

自動車

やはり値上げの波はじわじわ来てます。

「上手いドライバー」が増えてほしいのが私の願いですが。