週末の秋葉原


友人の案内で秋葉原・外神田3丁目のソフマップの裏通りに行きました。その裏通りの光景です。ビックリしました。こんなにも人通りがあるとは。どの専門店にもお客さんがビッチリ入っています。表通りのドンキやツクモなんか目じゃありません。
私自身IT業界にはいますがコンピュータ自体に深い関心がないので、近所のドスパラやヨドバシ以外の専門店には行ったことがありません。秋葉原もほぼ初めてです。秋葉原まで来てPCの部品を買い漁る人々は何を求めているのでしょう。
九十九電機が買収されたように、世間一般と同様に部品・機器専門店も不景気の只中です。ネットブックの普及で、未だに現役のWindowsXPからの買い替え需要は更に鈍化しています。汎用PCの機能向上と価格低下で、自分で部品を組み立てるメリットも薄くなって、専門店は先行き危ういはずです。
しかし、これだけの人を集めるのはやはりパソコンいじりは面白いからなのでしょう。私もいろいろな店を見ましたが結構楽しかったりします。男しか楽しめない空間ですが。会社や新聞で暗いニュースを聞いていましたが、不景気でもカネを出してパソコンをいじろうという人がこれだけいることに衝撃を受けました。
私の上司はこの100年に一度の危機はチャンスで、このチャンスを楽しめを言い放ちました。社会に大きな変化が起こる。面白い製品やサービスで社会が大きく変化する時期だと言うのです。消費を支えているマニアがこれだけいればビジネスチャンスがありそうです。