Jun. 24, Wed. 同時に本を2冊購入(忙)
NAISTのOpenCV本はすでに持っていますが、気になるので購入してしまいました。
- 作者: 佐藤淳
- 出版社/メーカー: コロナ社
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 永田雅人,豊沢聡
- 出版社/メーカー: カットシステム
- 発売日: 2009/05
- メディア: 単行本
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IT
不況のIT業界の中で、デジタルサイネージは2009年に一番伸びる分野かもしれません。この間の組み込み開発技術展でも顔認識技術は注目を集めていました。今は各社が年齢・性別の解析で競争しています。ジェイマジックはOKIやオムロンから顔認識エンジンを買い入れて「顔ちぇき」などのサービスを展開していますが、自社で顔以外の物体検出・検索技術も持っており、とても面白い会社です。
ユビキタス/クラウド
彼はクラウド・コンピューティングについて、主にサービスの面から以下の問題点を指摘しますが。
クラウドの投資対効果:クラウドを導入すれば必ずコストが下がるわけではない。スケールアップしやすいため、逆にサーバを過剰に抱えることがある。クラウドに移っても、運用サーバの数を減らせなければコストは削減できない。また、クラウドはピーク・レート(平常時とピーク時の比率)によって効率が大きく変わる。適切なピーク・レートでなければクラウドは高くつく。
これは間違いないでしょう。クラウドとは言ってもただのアウトソーシングですから手元のリソースを減らせなければ効果はありません。
ラウドの透明性:クラウド・データセンターの障害発生状況やシステムの運用状況など、情報公開が不十分。ユーザーが迅速な対応を取るためにはリアルタイムで正確な情報提供が必要。
確かに不透明なところもあるでしょう。しかし、ユーザー企業がその情報を参照しようとすれば、監視するためのリソースを用意する必要があります。それってクラウドコンピューティングできていないような気が。どちらにしろ「稼動保証」というサービス品質がままならないうちは、そのリソースが必要ですが。