Aug. 19, Wed. まだ休みボケが..

IT

この10年で行政や立法府による情報公開は大幅に進展した。役所の研究会について資料や議事録が迅速にインターネット上に公表されるようになり、報告書 (案) などに対してパブリックコメントの機会が提供され、コメントに対する回答も概ね公表されるようになった。

私は10年前を知らないのですが、現在でもお役所の資料は見やすいとは思えません。
私は(IT業界の方は皆そうかもしれませんが)総務省の資料を読むことがよくあります。書類はすべてPDF。それだけでも残念なのに、あらゆる物のタイトルが異常に長く、議事録は誤字脱字も多く、資料の挿絵はゴチャゴチャ、文字はスカスカ。とてもお金をもらってした仕事とは思えないような資料も見受けられます。
省庁の情報公開はまだまだ改善の余地があると思います。

ビジネス

日本ではホテルのレストランもファミレスも同等のサービスを要求する「お客様は神様です」風土があるのは否めません。
「適切な対価を払うお客様は神様です」が資本主義の正しい姿ですね。

自動車

10億ドルという予算は、約25万台におよぶ乗用車や小型トラックの買い替えを想定したものである。米運輸省が8月5日に公表したデータによると、下取りに出された“ポンコツ車”)の平均燃費は1ガロン当たり16マイル(1リットル当たり約6.7キロ)となっている。一方、代わりに購入する新車の平均燃費は1ガロン当たり25マイル(約10.5キロ/リットル)だ。

以前、WBSで言っていたのですが、米の買い替え制度では対象となる車種の燃費と購入する車種の燃費が定められているそうです。
詳しい数字は忘れましたが、買い替え対象の燃費のハードルが6.5km/Lくらいで、それ以下のクルマを10.0km/L以上のクルマに買い替えたら補助金を出すよという制度なんだそうです。
だからかえって燃費がよすぎる日本車は買い替え対象にも購入の対象にもなりずらいようで、アメ車メーカー有利の制度だと評価していたのを記憶しています。
このブルドーザー以下の低いハードルでも買い替え需要が盛り上がるのだから、米メーカーが燃費のわるいクルマを作り続けてきたことを象徴しています。