震災と付き合い始めた日本。

先週、東北地方で大規模な地震津波が発生し、多くの方が被災し、厳しい避難生活を余儀なくされています。心よりお見舞い申し上げます。

若輩者から一言。

ニュースも震災関連が多くなり、厳しいニュースも依然多いですが、徐々に明るいニュースも入ってきています。
しかし、阪神大震災もそうであったように復興までは長い時間を要することは明らかで、原発の問題と電力の問題を考えるとその月日はさらに長く、日本全体が取り組むことになります。
近いうちに復興の特別予算が国会に提出されるでしょう。
しかし、現在のような沈滞しつつある景気の中では振れる袖などあるはずもなく、国債発行は今年も増えるでしょう。
財政赤字が背水の陣であることが叫ばれている昨今、財政健全化と震災復興を実現することが政府の急務となるはずです。

IT

このストロング・エンジェルは、正式な組織も資金もなく、まったくのアドホックで行われていたもので、企業はみな手弁当でここへ来ていた。関心のある社員が上司を何とか説得して参加する類のものだったわけだ。しかし、ここでは企業間の共同プロジェクトも立ち上がっていたし、荒削りではあっても、プレッシャーがあったからこそ生まれた新しいアプリケーションもたくさんあった。

Twitter上でも、被災者に仮住まいの情報を提供するサービス(@mellowclap)や地名から炊き出しを行っている地点自動でreplyするサービス(@takidashitan)が立ち上がっています。

政治/経済/社会

そもそもこれだけ長期に経済が停滞しさらに政治が抗争と化し混迷が起こったのは、かつての成功体験を捨てきれず、またそれにあぐらをかいて、世界を襲っている時代の変化に乗り遅れたことの一点につきます。しかし、もう過去の成功体験を引きずり、しがみつくゆとりはなくなり、本来必要だった変革に投資し、足を踏み込まざるをえなくなるものと確信します。国民と関係の無い世界で繰り返されてきた党利を追求する政治抗争も、もはや国民は許さないでしょう。