NAIST井村さんのラベリング試す(2)

先日のエントリの最後でも述べたように、ラベリング処理に時間がかかったのは2値化していない画像ではラベル領域数が膨れ上がったと推測しました。
今回はCanny処理を用いて2値化した画像をラベリングします。
井村さんのラベリングは黒い画素を無視して白い画素を対象に実施されます。
そのためラベリング領域を減らして処理を高速化するためcvMorphologyEx()でオープニング処理を実施しています。あまり意味はないかもしれませんが。
またcvCanny()を実施すると黒地に白抜きにエッジが描画されるのでcvNot()で白黒反転を実施しています。
もとの画像

cvCanny()後

ラベリング実施後

時間は短縮されましたが、それでも2秒以上かかっているのでいい結果とは言いかねます。
cvCanny()に頼りすぎているので平滑化や閾値処理を事前に行ってエッジを保存しつつ、ラベリング処理時間を短くしたいですね。